[soudan 15010] アマチュアスポーツ選手の支援について
2025年10月17日

税務相互相談会の皆さん

下記について教えて下さい。


【税  目】

法人税


【対象顧客】

法人


【前  提】

顧問先の会社で、

アマチュアスポーツの選手(会社役員や株主との親族関係はありません)を

従業員として雇用し、活動を支援することとしました。

山間の事業を営む顧問先と当該スポーツの親和性は一定程度あるものの、

当社事業内容と実質的な事業関連性はありません。

選手とは雇用契約を締結しています。


競技ウェアにも当社社名を記載するとともに、

当人のSNS上でも当社所属を明記しています。

当社HP上も、スポーツを通じた社会貢献という形で

当社イメージ向上を図るとともに、選手の活動状況を公表しています。


【質  問】

①当人には新入社員水準の給与の支給を行っていますが、

競技の性質上、年間を通じて遠征等があり、

一般社員と同様の勤務実績の確保が困難な状況です。

選手の活躍による広告宣伝効果が適切に発揮されるのであれば、

競技従事=当社広告宣伝の効用の増加といえ、

勤務日数の少なさにより当人に支給している給与の損金性は

否定されないと考えてもよいでしょうか。


②給与以外にも用具代や旅費交通費等の

競技関係費用も内容を精査のうえ、当社で負担(広告宣伝費)しています。

広告宣伝効果の適切な発揮がなされていれば、上記負担も問題ないでしょうか。


③本件のような選手雇用に際して、雇用契約上の取り決めや

費用負担の整理について一般的にどのように

整理が図られているものかご存知であればご教示ください。


④その他留意しておくべき点があれば、合わせてご教示ください。


【参考条文・通達・URL等】

なし