[soudan 10377] 相続時精算課税に相続税の納付義務の承継等について
2025年4月23日

税務相互相談会の皆さん

下記について教えて下さい。


【税  目】


相続税・贈与含む(井上幹康税理士)


【対象顧客】


個人


【前  提】


父、母(以前死亡)、子A、子Bの家族の父が子Aに3,000万円の現金を贈

与をしました。子Aが死亡し、その後に父が死亡しました。


【質  問】


1.子Aは父から贈与を受けた3,000万円について、相続時精算課税選択届

出書の提出を予定しておりましたが、その提出前に死亡しました。この

場合、子Aの相続人は贈与者である父のみであるため、相続時精算課税

選択届出書を提出することができず、父から子Aへの贈与は暦年課税贈

与として贈与税の申告を行い、その申告に係る贈与税は子Aの相続税の

計算で債務控除の対象となるという理解で正しいでしょうか?また、相

続時精算課税選択届出書は贈与税の期限内申告書の提出期間内に提出し

なければならないとされていますが、実務上、申告期限前に届出書を提

出した場合には受け付けされないでしょうか?


2.子Aは父から贈与を受けた3,000万円について、相続時精算課税選択届

出書を提出した後、死亡しました。子Aの相続人は特定贈与者である父

のみであるため、子Aが相続時精算課税の規定の適用を受けていたこと

に伴う納税に係る権利又は義務を父は承継しませんが、この承継しない

(消滅する)の意味を教えてください。具体的には、父の死亡に係る相

続において、子Bが基礎控除額を超える父の財産を取得して相続税の申

告をする場合に、子Aへの贈与財産は無かったものとして相続税の計算

をするのか、又は子Aが取得した相続時精算課税適用財産も相続税の課

税価格に含める(相続税の申告書に財産を取得した人として子Aも記載

する。)が、その相続時精算課税適用財産に係る納税の義務又は還付の

権利は生じないということなのかどちらでしょうか?


3.相法21の17②の「相続により取得した財産(当該相続時精算課税適用

者からの遺贈又は贈与により取得した財産を含む。)」の贈与により取

得した財産について教えてください。例えば、暦年課税贈与又は精算課

税贈与の別、贈与の期間(いつからの贈与)等についての規定はあるの

でしょうか?


【参考条文・通達・URL等】


相法21の18①

相法28①②

相法13①二

相法21の9①②

相法21の17①②




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