税務相互相談会の皆さん
下記について教えて下さい。
【税 目】
法人税(井上美樹税理士)
【対象顧客】
個人
【前 提】
・医療法人Xは持分のある医療法人である。
・Xの社員は、院長Aおよびその配偶者・子である(以下「Aら」
・Xの理事も、Aらである。
・Xは〇〇科を標榜し約10名のスタッフ(看護師・事務など)を
1か月ほど前に閉院し、スタッフも全員退職した。
・Aは、閉院する数年前からXを第三者へM&Aにより承継するた
複数の医師と面談をしていたが、これまではいずれも破談になった
・今回、個人開業医B(△△科として開業中)が、買主候補として
Aらから取得し、XがAから借りている医院建物に移転することを
・Xが営んでいた〇〇科とBが開業中の△△科は別の診療科であり
Bとしては〇〇科の標榜はしない予定である。Bからすれば、広い
(今は設立できない)持分あり医療法人を引き継ぐことができるこ
・Xには繰越欠損金が約5000万円ある。
・本件M&Aの成立までは早くて1~2か月程度かかる見込みであ
【質 問】
BがAらからXの出資持分を買い取り、Xにて△△科の診療を開始
法人税法上、欠損金の繰越の不適用が課される(欠損金は引き継げ
時系列でいくと、
①〇〇科の閉院(行政庁に届け出済み)、スタッフを全員解雇
②BがAらからXの出資持分を譲り受け(特定支配関係が発生)
③Bが個人開業医として営んでいる△△科の医院をXの所在地に移
となり、①~②は3か月程度、②~③の間も3か月程度かかる見込
そうすると、法人税法57条の2の第1号(※)にあたり、欠損金
考えておりますが、いかがでしょうか。
※被買収会社が買収日前に事業を営んでいない場合において、買収
【参考条文・通達・URL等】
・法人税法57条の2
・法人税法施行令113条の2
【添付資料】
なし
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