[soudan 06917] 敷金償却の消費税差額精算について
2024年11月21日

税務相互相談会の皆さん

下記について教えて下さい。


【税  目】


消費税(金井恵美子税理士)


【対象顧客】


法人


【前  提】


・内国法人Aは事業用店舗を賃借する際、敷金200万円を預け入れた。

 当時の消費税率は5%であった。

・当初の賃貸借契約書では10%償却する旨が記載されており、

 契約時に200万円+1万円(200万円×償却率10%×消費税率5%)を支払った。

<過年度仕訳>

敷金(対象外)200万円/当座預金(対象外)200万円

敷金償却(課税仕入5%)20万円/敷金(対象外)20万円

仮払消費税(対象外)1万円/当座預金(対象外)1万円


・進行期に敷金が返還された。内訳は下記の通り。

 ①敷金:200万円

 ②敷金償却:△20万円

 ③消費税差額精算:△1万円(200万円×償却率10%×5%※)

 ※消費税率10%-消費税率5%の差の5% 消費税率変更があった場合、

 返還時の差額を精算する定め有り(契約書より)

 ①-②-③返金額:179万円


【質  問】


上記前提において、返還時の仕訳を計上する際「敷金償却」の行の仕訳の

消費税区分は下記の通りでよろしいでしょうか。


<返還時仕訳>

当座預金(対象外)179万円/敷金(対象外)180万円

敷金償却(課税仕入10%)20万円/敷金償却(課税仕入5%)20万円

仮払消費税(対象外)2万円/仮払消費税(対象外)1万円


【参考条文・通達・URL等】


なし



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