[soudan 05567] 障害者控除と代償分割
2024年9月10日

税務相互相談会の皆さん


下記について教えて下さい。


【税  目】


相続税・贈与含む(井上幹康税理士)


【対象顧客】


個人


【前  提】


令和6年に相続が発生した。

相続人は2名(被相続人の弟A、同妹B)で、

相続人2名は何れも障害者に該当する。

遺言はない。

相続人2名は85歳未満で、

過去に障害者控除を利用したことはなく、

法定相続人に該当し、国内居住者である。

相続財産は6,000万円で、その内訳は不動産2000万円、

金融資産4,000万円である。

妹Bが相続財産6,000万円をすべて相続し、その代償として、

代償金200万円を妹Bから弟Aに支払うこととして、

遺産分割協議書を作成した。

弟Aは、みなし相続財産を含め、この代償金200万円の他に

相続により取得した財産はない。


【質  問】


障害者控除の適用を受けるための要件の一つとして、

「相続又は遺贈により財産を取得」する必要がありますが、

本件のように取得する財産が他の相続人から支払われる

代償金のみである場合も、

代償分割は遺産分割方法(現物分割、代償分割、換価分割)の一つで

あることから、弟Aにて障害者控除は適用可能と考えて宜しいでしょうか。


【参考条文・通達・URL等】


相法1の2、1の3、19の4、相令4の4、相基通1の2-1

民法258②、家事事件手続法195、家事事件手続法194、家事事件手続規則103




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