[soudan 05398] 立木の評価
2024年9月04日

税務相互相談会の皆さん

下記について教えて下さい。


【税  目】


相続税・贈与含む(井上幹康税理士)


【対象顧客】


個人


【前  提】


相続人Aは被相続人甲(令和6年5月相続開始)から、岐阜県の下記の山林を相続しました。

森林簿によると、次のとおりです。

土地X:〔面積〕1.0ha、〔林種・樹種〕ひのき、〔林齢〕45年

土地Y:〔面積〕0.3ha、〔林種・樹種〕その他、〔林齢〕67年

土地Z:〔面積〕1.5ha、〔林種・樹種〕アカマツ(割合0.5)、その他(割合0.5)、〔林齢〕117年


土地Xのひのきについては、令和6年分の「森林の立木の標準価額表」があるので、

これを基に評価(評基通113)しますが、

土地Y、Zのその他、アカマツ、その他については、

「売買実例価額」、「精通者意見価格」を入手することが困難です。

この場合、平成28年分の「森林の立木の標準価額表」の

アカマツは「松」、その他は「雑木」を基に評価しようと思います。


【質  問】


【質問1】

土地Y、Zのその他、アカマツ、その他については、

「売買実例価額」、「精通者意見価格」がないので、

相続税評価を0円とすることはできますか。

平成28年分の「森林の立木の標準価額表」を基に評価した方がよいでしょうか。


【質問2】

土地Yのその他について、平成28年分の「森林の立木の標準価額表」で評価する場合、

同標準価額表の「雑木」欄の上限が「樹齢60年、標準価額30千円」で、

それ以上の樹齢には金額がありません。

樹齢67年の場合、標準価額の記載がないので0円か、

「樹齢60年標準価額30千円」を使うのかどちらになりますか。


【質問3】

土地Yのその他について、平成28年分の「森林の立木の標準価額表」を

基に評価する場合、平成28年分の

「1ヘクタール当たりの立木材積による地味級判定表」の「雑木」欄の上限が

「樹齢50(48~50)年」で、それ以上の樹齢の記載がありません。

樹齢67年の場合、「地味級判定表」の記載がないので評価0円か、

「50(48~50)年欄」を使うのかどちらになりますか。


【質問4】

土地Zのアカマツの割合(0.5)、その他の割合(0.5)について、

平成28年分の「森林の立木の標準価額表」を基に評価する場合、

それぞれの「標準価額表」の標準価額を1/2ずつした金額を使用することになりますか。


【参考条文・通達・URL等】


評基通113




質問に対する回答部分を閲覧できるのは

税務相互相談会会員限定となっています。

※ご入会日以降に本会へ新規投稿された質問・回答が閲覧できます


税務相互相談会では、月に何度でも

プロフェッショナルに税務実務の質問・相談が可能です。


税務相互相談会にご入会の上

ぜひ、ご質問を投稿してみてください!