税務相互相談会の皆さん
下記について教えて下さい。
【税 目】
相続税・贈与含む(井上幹康税理士)
【対象顧客】
個人
【前 提】
・被相続人:R6年5月死亡
・法定相続人:2名(長男・長女)
・被相続人は1年前より施設へ入居(それまで長女と同居)
・長男は県外に居住
・自宅とは別の土地に長女経営の店舗あり。
・自宅、店舗の名義は土地建物ともに被相続人であったが、死亡後に全て長女に名義変更済。
・店舗は、建設時に借入を行っておらず未登記の状態。長女聞き取りによると、
長女4割・被相続人6割の金額でお金を出し合って建設したとのこと。
その後、長女が美容室として無償で使用。
・自宅、店舗は当分の間売却しない。
・他に田・畑などの土地複数と現預金あり。
【遺産分割協議書】
1.長女が全ての不動産を換価分割のため取得する。
2.上記1の不動産を売却し、売却費用を控除した残額を相続人である
長男1/2・長女1/2の割合で取得する。
3.1を除く全ての遺産を、相続人である長男1/2・長女1/2の割合で取得する。
【質 問】
①前提条件の場合の小規模宅地の特例についてご教授お願い致します。
1.不動産を換価分割する旨、遺産分割協議書に記載があるが、
相続分割後の登記簿の名義は長女1名のみになっています。
この場合、小規模宅地等の特例(居住・事業)は限度(330㎡+400㎡)まで
長女は適用可能でしょうか?
2.1が不可の場合、長女分のみとして限度の1/2(165㎡+200㎡)の特例の適用は可能でしょうか?
②店舗の状況は前提条件のとおりですが、固定資産税の評価明細書には
評価額は計上されており(納税義務者:被相続人)、申告書の記載額について、
全額を被相続人の財産として計上するべきか、聞き取りによる割合(全額×6/10)
で申告するか悩んでおります。
【参考条文・通達・URL等】
なし
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