[soudan 06937] 自用地と貸宅地が混在している場合の宅地の評価
2023年3月02日

税務相互相談会の皆さん、こんにちは。
いつもお世話になります。

【税目】相続税
【対象】個人

【前提】
 土地の評価について質問です。
1.土地Aの所有者は被相続人甲です。
2.土地Aには、甲所有の建物(工場)と同族会社X社所有の建物(工場)が混在し、
  一つの製造工場として一体で利用されています(工場1と倉庫は甲所有、工場2は
同族会社X所有)。
3.甲所有の建物は、工場と倉庫として利用され、賃料の授受はありません。
4.同族会社X社は、土地Aを借りて工場を増築し、事業の用に供しています。
  土地の無償返還に関する届出書の提出はあり、被相続人甲は同族会社Xより地代
を収受しています。
5.同族会社Xが借りた土地Aに、被相続人甲所有の建物と同族会社X所有の建物が混
在する状態になりました。
6.持株割合等、特定同族会社事業用宅地等の他の要件は満たしているものとしま
す。

【質問】
 土地Aについて、工場として利用している土地上に、自用地(使用貸借であるた
め)と貸宅地が混在しています。
 どのような評価方法が適切でしょうか。

 私見:現在のところ、全体を一の評価単位としてうえで、建物の床面積から自用地
と貸宅地の面積を按分計算し、
 貸宅地部分について小規模宅地の特例(特定同族会社事業用宅地等)の適用を受け
ようと考えています。
 簡便化して記載していますが、実際は個人所有の建物と法人所有の建物が相当程度
混在していて評価が難しく、
 評価方法についてご教授いただけると幸いです。

 参考:財産評価基本通達7-2、質疑応答事例



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