税務相互相談会の皆さん
下記について教えて下さい。
【税 目】
公益法人(浦田泉税理士)
【対象顧客】
法人
【前 提】
■一般財団法人の3月決算
■公益申請中の法人
■事業区分(正味財産増減計算書内訳表区分)として
公1・公2・法人会計の3区分としている。
■令和5年3月期に寄付者から公1区分に使用してほしい旨の
寄付金として100百万円の寄付あり。
■上記寄付金の内10%は管理費(共通費)として
使用することも寄付者と合意済み。
■令和5年3月期に上記100百万円の内、公1事業費として
30百万円、また管理費3百万使用した。
【質 問】
上記前提の場合の「正味財産増減計算書内訳表」への
指定正味財産から一般正味財産増減の部への振替について
質問させてください。
①(借方)預金100百万円/(貸方)受取寄付金:指定100百万円
②
(借方)支出助成金:一般30百万円/(借方)預金30百万円
(借方)その他経費:一般3百万円/(貸方)預金3百万円
(借方)一般への振替額:指定33百万円(貸方)受取寄付金振替額:一般33百万円
<質問1>
上記①及び②の仕訳は特に誤りはないかと思いますが、正しいでしょうか?
<質問2>
上記①及び②の仕訳が正しい前提で内訳表の記載について、
以下の記載が想定されますが、どの方法があるべきなのでしょうか?
記載の根拠条文、会計基準等と併せて教えてください。
(パターンa)
・①の仕訳の内容として「指定正味財産増減の部」に
90百万を公1区分の受取寄付金、10百万円を法人会計区分の受取寄付金とする。
・②の仕訳の内容として「一般正味財産増減の部」に
それぞれ30百万円を公1区分に、3百万円を法人会計区分に
受取寄付金、支出経費を計上する。
(パターンb)
・①の仕訳の内容として「指定正味財産増減の部」に
100百万を公1区分に受取寄付金の計上とする(法人会計区分の計上はなし)。
・②の仕訳の内容として「一般正味財産増減の部」に
それぞれ30百万円を公1区分に、3百万円を法人会計区分に
受取寄付金、支出経費を計上する。
(パターンc)
・①の仕訳の内容として「指定正味財産増減の部」に
100百万を公1区分に受取寄付金の計上とする(法人会計区分の計上はなし)。
・②の仕訳の内容として「一般正味財産増減の部」に
公1区分に受取寄付金として33百万円を計上、経費として
公1区分に30百万、法人会計区分に3百万円を計上する。
(すなわちこの場合法人会計区分には受取寄付金の計上は
行われず、経費のみの計上となる)
【参考条文・通達・URL等】
特になし。
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