[soudan 02457] 交通死亡事故(単独)により受け取った人身傷害保険の課税関係
2024年2月29日

税務相互相談会の皆さん

下記について教えて下さい。


【税  目】


所得税(山形富夫税理士)


【対象顧客】


個人


【前  提】


1、Aの次男は令和4年11月バイク事故(単独)により死亡した。

  Aが加入していた人身傷害保険から保険金がAの預金口座へ

  令和5年8月に3000万円振り込まれた。保険金の入金が、1年近くかかったのは、

  保険会社と警察とが事件・事故との両方の調査があったため。

2、保険種類・契約書

  人身傷害補償保険(保険事故が発生した場合、運転者の過失割合にかかわらず

  契約金額の範囲内で支払われる)ファミリーバイク特約がついてます

  契約者(保険料負担者)A 被保険者 A妻 特約で家族

3、保険金の内訳

  人身傷害契約3000万円

4、過失割合

  単独事故

5、Aの家族構成

  A A妻 長男 次男 三男の5人家族


【質  問】


1、人身傷害保険金3000万円の課税関係について

  保険料負担者=保険金受取人の場合、人身傷害保険にかかる保険金のうち、

  損害賠償金の性格を有する部分については非課税とあります。この損害賠償金の

  性格を有するとは、事故の相手方過失割合に応ずる金額と解されています。

  今回の事故は、単独事故であるため相手方の過失割合はなく、100%自己の

  過失割合になります。このような単独事故による人身傷害保険金は、

  全額非課税とならず逆に全額(3000万円)を一時所得として申告するのでしょうか。

2、一時所得の場合

  申告の年分は、事故発生の令和4年分なのでしょうか。それとも金額確定した

  令和5年分なのでしょうか。

3、支払調書について

  損害保険会社に確認したところ所轄税務署には令和5年に支払調書を

  提出したが、Aには提出してないとのこと。この場合、既払い保険料の算出は

  どのようにするのでしょうか。


ご回答のほどよろしくお願いいたします。


【参考条文・通達・URL等】


損害保険Q&A

国税庁HP 人身傷害保険に係る所得税、相続税及び贈与税の取扱い等について

税研 保険税務Q&A

新日本保険新聞社 保険税務のすべて



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