税務相互相談会の皆さん
下記について教えて下さい。
【税 目】
法人税(鎌塚祟文税理士)
【対象顧客】
法人
【前 提】
宿泊業・飲食業を営む法人
購入した美術品
① 新鋭作家のアートを購入 150万円
② 有名作家のアートを購入 200万円
用途
・ホテルのロビーに飾る
・盗難防止の為、取り外しができないように
壁に金具を設置する
【質 問】
美術品等についての減価償却資産の判定においては、
【美術品等のについての減価償却資産の判定】
において、【時の経過によりその価値が減少する
ことが明らかなもの】については下記の1から3を
全て満たす必要がありますが、これについてご教授ください
【時の経過によりその価値が減少することが明らかなもの】
1 会館のロビーや葬祭場のホールのような
不特定多数の者が利用する場所の装飾用や展示用
(有料で公開するものを除く。)として取得される
ものであること。
2 移設することが困難で当該用途にのみ使用される
ことが明らかなものであること。
3 他の用途に転用すると仮定した場合に、
その設置状況や使用状況から見て美術品等
としての市場価値が見込まれないものであること。
当法人が購入した資産について上記条件を
あてはめてみましたが、
1については①②両方とも条件を満たします。
2について、当該用途(ホテルの装飾)にのみ使用することは
明らかですが、移設することが困難とという部分について
どういうことをもって移設することが困難と判断すればよい
でしょうか?
移設とは、単に設置場所の移動をしたり、
持ち歩くことができるものであるかどうか
という点で判断するのでしょうか?
①のアートについては今回は壁に盗難防止の金具を
設置し 基本的には宿泊施設から持ち出しや、移設
は行いませんが移設しようと思えば可能です。
②のアートについては、小さいアートの為、ガラス
ケースに入れてロビーに飾ります。
盗難防止の工事は行いますが、
移設しようと思えば簡単にできます。
3についてはどのように考えるのでしょうか?
2点とも現在中古市場にはほとんど出回っておらず
新品での購入がほどんどです。
①のアートは新鋭の作家の作品ではあることから、
今後人気がでて、価格が上がる可能性もあります。
しかし現時点では予測がつきません。
美術品として市場価値が見込まれるかどうか
現時点での判断はできません。
②のアートは有名作家ではあるものの、名鑑などに記載
されているわけではありません。
また、それぞれの作品もさほど高額ではなく、
200万から250万程で手に入ります。
両作品ともロビーに飾るという時点で、
劣化などが起こりうる為、価値の減少は明らかです。
そのため減価償却資産として償却を行いたいと考え
ますが、条件である2.3について、判断が出来ず、
ご教授いただけますでしょうか?
【参考条文・通達・URL等】
なし
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