[soudan 00703] 100万円以上の美術品についての減価償却の可否
2023年10月31日

税務相互相談会皆さん

下記について教えて下さい。

【税  目】

法人税(鎌塚祟文税理士)

【対象顧客】

法人

【前  提】

宿泊業・飲食業を営む法人

購入した美術
①       新鋭作家アートを購入 150
②       有名作家アートを購入 200

用途
・ホテルロビーに飾る
・盗難防止為、取り外しができないように
 壁に金具を設置する

【質  問】

美術について減価償却資産判定においては、
美術について減価償却資産判定】
において、【時経過によりそ価値が減少する
ことが明らかなもについては下記1から3を
全て満たす必要がありますが、これについてご教授ください

【時経過によりそ価値が減少することが明らかなも


1  会館ロビーや葬祭場ホールような
   不特定多数者が利用する場所装飾用や展示用
  (有料で公開するもを除く。)として取得される
   もであること。

2       移設することが困難で当該用途にみ使用される
   ことが明らかなもであること。

3       他用途に転用すると仮定した場合に、
   そ設置状況や使用状況から見て美術
   として市場価値が見込まれないもであること。



当法人が購入した資産について上記条件を
あてはめてみましたが、

については①②両方とも条件を満たします。

について、当該用途(ホテル装飾)にみ使用することは
明らかですが、移設することが困難とという部分について
どういうことをもって移設することが困難と判断すればよい
でしょうか?

 移設とは、単に設置場所移動をしたり、
 持ち歩くことができるもであるかどうか
 という点で判断するでしょうか?


アートについては今回は壁に盗難防止金具を
設置し 基本的には宿泊施設から持ち出しや、移設
は行いませんが移設しようと思えば可能です。

アートについては、小さいアート為、ガラス
ケースに入れてロビーに飾ります。
盗難防止工事は行いますが、
移設しようと思えば簡単にできます。

についてはどように考えるでしょうか?

2点とも現在中古市場にはほとんど出回っておらず
購入がほどんどです。

アートは新鋭作家ではあることから、
今後人気がでて、価格が上がる可能性もあります。
しかし現時点では予測がつきません。
美術として市場価値が見込まれるかどうか
現時点で判断はできません。

アートは有名作家ではあるも、名鑑などに記載
されているわけではありません。
また、それぞれもさほど高額ではなく、
200から250程で手に入ります。

両作ともロビーに飾るという時点で、
劣化などが起こりうる為、価値減少は明らかです。
ため減価償却資産として償却を行いたいと考え
ますが、条件である2.3について、判断が出来ず、
ご教授いただけますでしょうか?

【参考条文・通達・URL等】

なし



質問に対する回答部分を閲覧できるのは

税務相互相談会会員限定となっています。

※ご入会日以降に本会へ新規投稿された質問・回答が閲覧できます


税務相互相談会では、月に何度でも

プロフェッショナルに税務実務の質問・相談が可能です。


税務相互相談会にご入会の上

ぜひ、ご質問を投稿してみてください!