[soudan 00523] 住宅取得等資金の贈与の特例における贈与の実行のタイミングについて
2023年10月19日


税務相互相談会の皆さん

下記について教えて下さい。


【税  目】


相続税・贈与含む(木下勇人税理士)


【対象顧客】


個人


【前  提】


【前提】

納税者は「住宅取得等資金の贈与の特例」の

省エネ等住宅(具体的には長期優良認定住宅)の

1000万円の非課税を受けたいと考えている。

住宅取得等資金の贈与の特例の血縁関係要件は満たしている。

贈与契約書も作成している。

令和5年中に父から1000万円の贈与を行う。

この贈与は物件引き渡し前に完了し、全額物件取得のために

施工業者へ振込を行う。(具体的には工事中間金)


【質  問】


【質問】

この贈与による資金移動のタイミングについて教えてください。


長期優良住宅建築等計画等の認定通知書申請が手元に届く前もしくは

認定許可が下りる前に1000万円の贈与を受けても問題ないでしょうか。


私見

・そもそも贈与契約自体は成立しており、

 完成した建物が省エネ等住宅に該当したことは結果論に過ぎない。

・国税庁が配布している『令和4年分「住宅取得等資金の非課税」の

 チェックシート』に該当箇所がない。


上記の理由により、贈与のタイミングは認定許可が下りる前でも

問題ないと考えます。

確定申告時に長期優良住宅建築等計画等の(変更)認定通知書の

写し及び認定長期優良住宅建築証明書を添付すれば良いと考えますが

いかがでしょうか。


【参考条文・通達・URL等】


【参考条文等】

相法1の4、2の2、措法70の2、令4改正法附則51、措令40の4の2、措規23の5の2、措通70の2-5


https://www.nta.go.jp/taxes/tetsuzuki/shinsei/shinkoku/zoyo/yoshiki2022/pdf/037.pdf


【添付資料】


なし




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