[soudan 08931] 法人 任意組合について
2023年8月31日

税務相互相談会の皆さん

いつもお世話になっております。


下記について教えて下さい。


【税  目】


法人税、消費税、その他?


【対象顧客】


法人(適格請求書発行事業者登録済みです)


【前  提】

顧問先の法人に、複数の任意組合を通した売上があることが判明した。

年1回は、必ず売上の精算をしている様子。


任意組合の売上先から仕入税額控除できるためのインボイスの発行を

求められた場合の対応はどうすればよいか。


10月からインボイス制度が始まることにより、

気を付けなくてはならないことがあれば教えてください。


任意組合について整理したところ、

1)法人格はない。

2)任意組合は、法人や人格のない社団には該当せず、納税義務はない。

 損益は、各組合員に課税。

3)組合員(当事者)は、獲得した損益の持分相当額を当期の損益として計上する。(持分は、労働の対価も含め、合理的であればよい)

4)任意組合は法人格がなく、消費税の納税義務者にならない。

納税義務は各組合員の持分割合で計算する。


5)インボイスは、組合員全員が適格請求書発行事業者の登録をし、

納税地を所轄する税務署長に「任意組合等の組合員の全てが適格請求書発行事業者である旨の届出書」を提出した上で、

問73の適格請求書を発行すれば、任意組合の売上先は、仕入税額控除可能。



【質  問】

1.上記、1)~5)の認識で合っていますか?


2.消費税のインボイス導入を考慮すると、9月末で一度、

収益の精算をしたうえで、上記の届を出し、インボイスに対応すればよいでしょうか?(通常期は、法人の決算月や、任意組合で売上が発生したタイミングで精算を行っている様子)


3.上記の任意組合の全容が不明の中で恐縮ですが、

任意組合名義で売上先に請求書発行・売上入金→組合員で合理的に分配。

組合員法人名義(厳密には個人事業主もいます)で仕入先から仕入。

(※割合等は売上と紐づく前提です。)


という会計の認識方法は、問題がありますか?

仕入についても、任意組合で行う必要がありますか?

顧問先から組合へ売上→組合から


4.任意組合の参考書を探しましたがこれというものが見つけられず、

おすすめがあればご教示下さい。


5.任意組合の規約などはきちんとしたものが必要ですか?

(現時点では、あるかどうか不明)

規約のひな形などわかりやすいものがあればご教示ください。



参考資料

国税庁FAQ問50、問73

https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/zeimokubetsu/shohi/keigenzeiritsu/pdf/qa/01-01.pdf#page=77


以上です。よろしくお願いいたします。



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