[soudan 21342] タイムシェアローン残高がある場合の相続税取扱いについて
2026年9月04日
税務相互相談会の皆さん
下記について教えて下さい。

【税  目】

国際税務<所得税/相続・贈与税>(金田一喜代美税理士)

【対象顧客】

個人

【前  提】

被相続人が、タイムシェア方式による海外不動産の利用権を保有しており、
ローン契約がある場合の、相続税算定におけるローン残高の取り扱いについてご教示ください。

・契約名義人 被相続人単独
・購入時期 2020年9月
・購入価格 72,990 US$(他に登記手数料1,050 US$)
・うち、ローン
 当初ローン金額 27,645.80 US$
 支払回数 120回(月々支払いのため、120ヶ月)
 月々の支払金額 370.31 US$
 利率 9.90%
・相続開始時点 ローン支払回数の残りは、80回
 (40回、支払済み)

物件は、ヒルトン・グランド・バケーションズの取り扱いで、
不動産はハワイにあり。

中古市場があり、専門業者から同等の物件の売買成約実例や
売出し物件情報、手数料などの情報を得ている。
(中古売買実績の価格帯として、1,000 US$~8,000 US$程度)

【質  問】

<ご質問1>

中古売買実績をもとに、相続税算定においてタイムシェアの
権利に関する評価をプラスの財産として計上する一方、
ローン残高について、債務控除可能であり、金額算定方法は
以下のとおり、という理解であっていますでしょうか?

相続開始時点のローン支払回数の残り 80回
月々の支払金額 ▲370.31 US$
 → ▲29,624.8 US$(元本のみならず利息も含んだ金額)

<ご質問2>

「ご質問1」の通りですと、当タイムシェアに関して、
下記のように、プラスの財産に比較して、
債務控除の方がかなり大きくなりますが、問題はないでしょうか?

(たとえば、マイナスの財産の計上は、
プラスの財産の範囲までしか認められないなど。)
 プラスの財産 8,000 US$(売買実例のMAXとして)
 債務控除 ▲29,624.8 US$

<ご質問3>

「ご質問1」のローン残高の日本円換算について、
相続開始日のレートを適用する、と理解しておりますが、
それは「TTS」、「TTB」、「TTM」のいずれを適用すべきでしょうか?

以上、よろしくお願いいたします。

【参考条文・通達・URL等】

タイムシェアに関するご質問について、過去に以下のものがございます。
[soudan 19155] タイムシェアによる海外不動産に関する権利の相続税評価
[soudan 05152] タイムシェアによる海外不動産に関する権利の相続税評価
[soudan 04378] タイムシェアによる海外不動産に関する権利の相続税評価



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