[soudan 08765] 小規模宅地等の特例適用について
2023年8月21日

税務相談会様、いつもお世話になります。


小規模宅地の特例適用について教えて下さい。


(税目)相続税


(対象顧客)個人


(前提条件)

一つの土地に、自用家屋の建物が2つ建っている。

二つの建物とも二階建ての建物である。

この土地は、建物(B)を建てた時は市街化調整区域であったが

相続発生以前に、市街化区域(宅地)になっている。


もともと建物(A)が建っていたが、その敷地に建物(B)を建てた。

Bを建てるにあたっては道路と接道していないので

建物(A)と渡り廊下でつながっている図面で増築的に建設してようだが、

現実は、建物(A)と建物(B)はつながっていない。

建物(B)は独立した建物で水道、ガス、電気を使えるが、

現在(相続時も)は、空き家の為、電気、ガス、水道を全て止めている。


土地と建物(A)は被相続人の所有。

建物(B)は相続開始時、相続人〇子の所有。地代の支払等はない。

建物(B)の所有者の経緯は、初め被相続人の妻と子〇男が共有所有し、〇男家族が建

てた際から居住していた。


〇男が転勤になり、

〇男家族が他に転居した際に、

〇男の所有分を被相続人の妻が買い取る。


その後、被相続人の妻が亡くなり、相続で〇子が取得した。

相続人〇子は、建物(A)で被相続人と居住しており、一度も建物(B)に居住していない。


(質問)

①相続人〇子は、被相続人の居住していた建物とその土地を相続した。

 被相続人と同居していたので小規模宅地の特例が適用できるとの理解で良いでしょ

うか。

 (建物(B)は空き家で使用していない前提で回答をお願い致します。)


②小規模宅地の特例を適用する土地は、建物(B)が建物として現実的に独立している

ものなので

 建物(A)に対応する土地だけが小規模宅地の特例の適用になるとの理解で良いで

しょうか。


③小規模宅地の特例を適用する面積を計算する時、建物の面積で按分する事を想定し

ていますが、

 建物は二つとも二階建てですが、1階の床面積で按分するとの考えで良いでしょう

か。


 教えて頂ければ思います。

以上、宜しくお願い致します。



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