[soudan 08750] 建物法人化における個人所有駐車場土地部分の取り扱い
2023年8月18日

税務相互相談会の皆さん

下記について教えて下さい。


【税  目】


法人税(井上美樹税理士),所得税(山形富夫税理士)


【対象顧客】


個人,法人


【前  提】


法人Aにて薬局を経営している。

その薬局にかかる土地(駐車場部分含む)、建物は個人甲が所有している。

現在、個人甲から法人Aに店舗建物、隣接駐車場を貸し付けており、

それぞれ賃料を収受している。


【質  問】


薬局を運営している法人Aとは別に、資産管理法人Bを設立し、

薬局店舗を個人から資産管理法人Bに譲渡予定です。

その後、資産管理法人Bから法人Aに薬局店舗の賃貸を行います。


個人で所有している土地部分のうち駐車場部分について、

個人から資産管理法人Bに固定資産税相当額~2倍程度で賃貸し、

その後、通常の駐車場代にて資産管理法人Bから

法人Aに賃貸することについて、

課税上のご見解をいただけましたら幸いです。


背景としては、個人甲の所得が高いため、

資産所有法人を設立して所得分散を図る狙いがあります。


個人的には、いわゆる法人化スキームにおける、個人所有の土地貸付けに

同族会社を介在させることについては、同族会社等の行為又は計算の

否認規定(所法157①)の適用対象になり得るため、難しいと考えております。


関連して、土地・アパート建物を個人所有し、そのアパートを個人から

法人に譲渡した際に、賃借人が支払うべき駐車場収入部分についても、

個人収入として法人収入から除くべきであるか、

コメントをいただけますと幸いです。

賃貸借契約書上に駐車場収入も記載があるケースと、

個別で駐車場賃借にかかる契約書があるケースがあると思います。


【参考条文・通達・URL等】


所法157①




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