[soudan 08003] 吸収合併における繰越欠損金他について
2023年6月13日

税務相互相談会の皆さん
下記について教えて下さい。


【税  目】

法人税(井上美樹税理士)

【対象顧客】

法人

【前  提】

・平成27年12月、法人Bと取引関係があった法人Aが法人Bの全株を
 法人Bの代表者から購入し取得。
 同時に、法人Aの代表が、法人Bの代表に就任(法人Bの設立日は平成21年)。


・法人Bは、平成28年1月以降現在まで、売上があがっておらず
 わずかな経費がでているのみ(休眠手続きはしていない)


・法人Bは、平成28年7月期に繰越欠損が4500万円発生。
   (その内訳のうち、1000万円がは過年度損益修正損)


・平成28年7月期、B社はA社に対して買掛と借入が合計5000万円発生

・平成29年7月期も繰越欠損1,000万新たに発生、前代表への貸付
 前代表の破産手続き終了により回収不能となった損失分

・その後は、軽微な支払があり、10万円くらいの繰越欠損が毎期加算されている。

【質  問】

・B社の過年度の繰越欠損について
⇒ B社をA社が吸収合併することでこの繰越欠損5,500万円を引き継げますでしょうか?
  B社は、平成28年以降 売上があがっておらず、休眠の手続きはせずに毎年法人税の
  確定申告は行ってきましたが、ほぼ休眠と同様の状況でした。
  その場合でも、適格合併に該当し、繰越欠損が引き継げますか?


・A社とB社間の資産、負債について
⇒ 吸収合併をすることで、引継ぎ時にA社の売掛と貸付はB社の買掛と借入と相殺されますか?

繰越欠損の内容について
⇒ 28年7月期の繰越欠損の4500万円のうち1000万円がA社に対する売掛の訂正等で発生した
  過年度損益修正損です。
  本来は過年度分の更正の請求を行うべきものでした。

繰越欠損が引き継げる場合、繰越欠損の内容まで、税務調査等があった場合、
確認される事項となりますか?

【参考条文・通達・URL等】

なし

【添付資料】

特になし



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