[inspire 00444] 高齢の個人事業主(所得税の申告者)に対し、税務調査の選定対象として、高齢者は、除外される傾向があるか否かについて
2024年9月04日

久保さん

下記について教えて下さい。


【前  提】


個人事業を開業した者。

申告所得の水準は、1000万円~1200万円

青色申告の所得税を期限以内に20年以上きちんと申告している。

上記の者が、高齢と呼ばれる齢になった(70歳以上)


【質  問】


税理士の業界で、仕事をして30年近くなります。

税務調査の体験も、そこそこの件数になりました。


体験を通じて感じることですが、

税務調査を受けた体験がない個人事業者で、


期限を守り、長年〔20年以上〕申告してきた

個人事業者が、高齢になり、納税者から

「うちは、もう税務調査は、来ないよね~」

と、話題に出ることがあります。


申告の内容は、いつも、だいたい同じような決算内容です。

歳のせいもあり、年々、売上は、減少傾向といったところ。

特に節税してまっせ!的な印象も受けない内容です。


内心は、税務署から、目をつけられていないだけではないか?

あるいは、相手にされるような申告所得ではないからでは?

と感じながらも、そうですね。正しい申告を心掛けておられるからですね、、、

と話を合わせています。


高齢であっても、開業して、2~3年目となれば、

もちろん話は別と考えますが、


①開業して、20年以上経過

②納税者が高齢〔70歳を超える〕

③税務調査の体験が未体験

④毎年の所得税の申告内容は、特異な様子はない。


税務調査の選定対象としてこのような属性の納税者に対し、

税務調査に選ばれにくい要因となっていることの中に

年齢的な判断〔年金受給者・高齢者という理由〕は、

含まれているものでしょうか。


ご教授どうぞよろしくお願いいたします。





質問に対する回答部分を閲覧できるのは

税務調査の「裏」交渉術&極撰ノウハウ習得会会員限定となっています。

※入会日以降に本会に投稿された質問・回答が閲覧できます


習得会では、月に何度でも

元・国税調査官である久保憂希也税務調査の質問・相談が可能です。


申し訳ございませんが、会員募集は

年2回のみとなっておりまして

現在は募集しておりません。


次回募集は秋ごろを予定しております。

下記画像をクリックしてご確認ください。