お世話になります。
建設会社の税務調査で、売上計上の時期について指摘を受けました。
㈱Aから受注した甲工事(倉庫:売価3億円)、乙工事(原価1,000万円)、丙工事(未受注。売価予想2億円)があります。
甲工事と乙工事は原価の計上が直近決算月の半年前まででています。
甲工事は直近決算期で売上計上されています。
一方、乙工事は未成工事のままになっています。
税務署曰はく、
半年以上も前に原価計上がストップしている甲工事と乙工事のうち甲工事は売上計上がなされているのに、
乙工事は売上計上されていない。
なぜか?という指摘を受けました。
会社に事情を確認したところ、
乙物件(事務所とトイレ)自体は完成して引き渡しをしているものの、
乙工事は丙工事の一部という認識でおり、
丙工事の売上計上と同じタイミングで計上するつもりとのことでした。
当初、甲工事、乙工事、丙工事と連続して工事を行う予定だったところ、
丙工事の資金繰りの関係で、正式契約には至っていないとのことでした。
仮に、丙工事の契約が不成立となった場合、乙工事は請求できないという状態です。
税務署は、乙工事が丙工事の一部という契約書がないこと、
物件の引き渡しが直近期末で完了していることから、
乙工事についても直近決算期において売り上げを見積もって売上計上をし、
もし契約が不成立となったら、貸倒れ処理をするという主張でした。
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