[inspire 00398] 法人10部門の調査について
2024年6月19日

久保さん


いつもお世話になっております。



以下、宜しくお願い致します。


(前提)

○ 法人Aは東京の麻布に本店があります。


○ 12月決算法人ですが、6月の現時点で日程確保の調査通知がありました。


○ 法人Aは数十億の現預金(外貨を含む)、数十億の有価証券を保有をしており、

  投資活動及び不動産も10億円ほど所有して不動産賃貸業も行っています。

  同族法人としてはかなりの富裕層としての法人となっています。


○ 前期までは過去のリーマンやコロナの影響などにより、資産運用が損失続きで

  赤字決算が続いていたのですが、直前期の申告は円安、株高もあり繰越欠損が

  ようやく解消され、数億円の黒字決算となりました。


○ 黒字決算となった前期(R5.12月期)終了後に直ぐに税務調査となりました。


○ 所轄は麻布税務署となりますが、10部門からの連絡でした。


○ 法人Aの本店は東京ですが、実質的な管理事務所は関西にあるため

  私が調査立会をする事になりますが、関東圏の所轄税務署による税務調査は

  初めての経験になります。


(質問)

○ 法人10部門と、関西の税務署だと部門6くらいまでが多く、国税局並の部門の多さだと

  思いましたが、これは麻布税務署管轄の法人数や法人規模などから、単に部門が多いだけで、

  特別部門数が高い事を気にする必要はないと思っていますが間違っていませんでしょうか。


○ 特別調査官のいわゆる特官による税務調査ではなく、法人部門の調査なので、

  調査官にも当然よりますが、特官部門のような厳しい調査には一般的にならないという理解は正しいでしょうか。


  それとも、東京では普通の10部門とかにも特別国税調査官(付き)として調査専門に仕事をしている

  調査官がいるのでしょうか。


○ 12月決算で、通常は春の調査の対象期だと思いますが、6月の現時点で調査通知をしてくる、

  調査時期が上期となるということは、やるき満々と考えられますでしょうか。


○ 今のところ、2日間の調査日数をお願いされています。


  規模的には3日~4日程度をお願いしてくるかなと思っていました。

  また、過去10数年と税務調査は受けていない状況からも、もう少し調査日数は多くなるかなとと思いましたが、

  この日数はあまり気にすることはないでしょうか。


  延長のお願い、臨場する人数が4~5人で来ることもあるのかと思っています。


○ 質問が多く恐れいりますが、最後に、東京の税務署による税務調査は初めて受けます。

  麻布税務署が所轄となりますが、東京独自の調査方法や交渉において注意することなどはあったりしますでしょうか。


  関西では、最終値切るという感じで、結構認めてくれることがありますが東京は通じないとか。



以上となります。


お手数をお掛けいたしますが宜しくお願い致します。




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