久保さん
お世話になっております。
現在進行中の税務調査について教えて下さい。
【前提】
①設立5期目の法人で、調査期間は第1期から第4期
②個人事業から法人成りで設立した法人
③従業員は社長と社員1名の計2名
④法人の銀行口座が設立後5か月作成できておらず、
代表者個人の通帳をしばらく使用していた(長期間の海外出張等多
⑤個人通帳に入金されていたシステムの紹介料の一部が売上漏れし
(会員の紹介が無いと使えないシステムで、紹介者1名あたり3千
設立後19ヶ月間の紹介料 約90万円・・・売上計上漏れ(第1期と第2期にまたがる)
その後4か月間の紹介料 約40万円・・・計上漏れに気付き個人の雑所得として確定申告済
その後もしばらく個人の口座に入金されるが、全て法人の売上に計
⑥第3期において取引先と海外へ旅行(社長と別々の取引先2名の
に行ったが、取引先2名の旅費の一部約20万が上記個人通帳に入
この金額が計上漏れとなった。(旅費は費用に計上あり)
※会社は旅行を計画する事があり、過去何度か売上を計上していま
上記⑤・⑥について売上の計上漏れを指摘されましたが、「個人通
所得隠しになるため、重加算税の対象になる」との一点張りです。
会社や私は、会社や社長に仮装・隠ぺいの意図は無く、単なるミス
平行線です。重加算税でなければ、修正申告する予定ですが、重加
【質問】
1.上記⑤の売上計上漏れですが、売上の計上漏れに気付いたタイ
一部個人の雑所得で確定申告を実施しました。その後は法人で売上
そもそも個人の所得になるのではないかとも考えております。
システム会社と元々契約書は無く、個人から法人への切り替えも正
売上に計上していますが、法人の事業目的でもなく、あくまで雑収
計上漏れ期間(19か月)の売上を個人の収入と主張する事は難し
20ヶ月目~23か月の間は個人の雑所得として申告していますし
無いようです。なお紹介料は徐々に増えていっております。
法人の調査で、「計上漏れは所得税の修正をします」という交渉は
また法人の売上として計上する場合に、重加算税を避ける交渉はあ
2.上記⑥の20万が個人の通帳に入金されたのは、仮装・隠ぺい
取引先2名は、個人事業時代から取引しており、個人の通帳に過去
またこの2名は、個人的な飲み会の精算等も、この入金の前にあり
最初社長はこの入金が、個人的に負担すべき費用の精算だと認識し
計上する認識がありませんでした。また隠ぺいの意図が無いため、
調べて、取引先とのやり取りを調査官に提出しました。(これによ
調査官は⑤の計上漏れもあるので、⑥を個人通帳に入金させた事は
⑤の取引は、個人事業時代から元々個人の通帳に入金されていた物
あると思いますが、いかがでしょうか?
3.調査官も5月中に調査を終わらせたいと言っていますが、重加
修正申告する予定はありません。国税通則法68条の立証責任は国
このような状況で調査官はどのような対応をするのでしょうか?
GW明けに再度税務署と交渉する事になってますので、よろしくお
なお重加算税については、過去の相談やメルマガは参考にさせて頂
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