お世話になります。
【税目】法人税
【対象】法人、役員
【前提】
A氏:甲社の代表取締役
X氏:甲社の役員。甲社の株式約2割保有。乙社の株式保有無
Y氏:X氏の配偶者。乙社の代表取締役。甲社の株式保有無。乙社
Z氏:外国人。海外在住。乙社の代表取締役。乙社の株式83%保
■甲社:国内法人。卸売業。
代表取締役A氏(筆頭株主)。
役員X氏他
■乙社:国内法人。卸売業他。仕入は主に丙社から輸入。
代表取締役:Y氏、Z氏両名
■丙社:海外法人
<製品の流れ>
輸入 販売 販売
丙社→→→→乙社→→→→甲社→→→→国内外得意先
■甲社について
乙社から製品を仕入れており、甲社における乙社の仕入順位は2位
8年前まで甲社が丙社から製品を輸入していましたが、輸入処理を
A氏からX氏へ「輸入仕入を行う別会社の設立」を打診されました
ただ、甲社内にはX氏のことを良く思わない役員等がいることから
X氏ではなく、X氏の配偶者であるY氏と、丙社の関係者であるZ
乙社を設立した経緯があります。A氏は乙社の株式を保有しておら
現在、甲社における仕入の約50%(仕入先1、2、4位)をX氏
この度、X氏が甲社の代表取締役に就任することになりました。
現在X氏は甲社の株式約2割保有していますが、今後4割程度まで
■乙社について
仕入のうち、丙社からの仕入(輸入仕入)が98%です。そのほぼ
直前期売上高:約7億円
【質問】
甲社の代表取締役がX氏になることで、X氏の配偶者であるY氏が
取引における税務調査における注意事項についてです。
甲社、乙社が取り扱う製品は、かなり特殊な製品でありほぼ独占事
一般的に、適正な取引価格とは
・同商品(もしくは類似商品)の他社での売価・仕入価格
・その業界での粗利率(仕入価格+適正粗利)
を考慮して決定されると考えますが、取引価格は乙社仕入の為替変
3か月毎改定(乙社が行う海外仕入の直近3か月をベースとする)
ただし、今年の様に為替の変動が大きい場合
例えば今回4〜6月の金額は、4月できめると19.3円/元、4
現在は18.9円/元です。この数ヶ月で20円になるか18円に
月末に都度価格設定をし、乙社から甲社へ金額の提示をすることに
①このような場合、税務調査時等において利益調整と指摘される可
独占事業であるため他社との比較が難しいですが、甲社、乙社共に
②X氏が甲社の代表取締役になったことにより、その配偶者である
との取引において注意すべき点はありますか。
甲社内においてX氏が代表取締役に就任することを快く思わない役
甲社と乙社との取引において、税務調査時に問題になるようなこと
以上、宜しくお願い致します。
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