[inspire 00460] 行方がはっきりしない現金について
2022年9月11日

久保さん、お世話になっております。

表題の件について教えてください。

<前提条件>
・被相続人は婚姻歴がない独身
・両親は死亡しており、相続人は兄弟姉妹のみ
・全財産を姪に渡す旨の公正証書遺言が作成されており、姪がその財産を取得しています
・財産は大半が預貯金で、自宅は賃貸物件
・姪はここ十年ほどは年に2−3回連絡を取る程度で、いわゆる生前贈与は受けていません
・被相続人はこの姪の母である姉以外の兄弟とは絶縁状態であり、姉を含めた兄弟姉妹などには贈与の痕跡なし
・相続税の申告時に、相続開始の1年ほど前から3ヶ月ぐらいの間に、10数回預金から合計で約1千万円ほどが下ろされており、その行方がはっきりしないものがありましたが、その顛末を把握することができなかったため、それは含めず申告を行いました(納税者の合意が得られなかったため)
・今回、相続税の調査があり、この現金の行方について問われています

・税務署は姪とその母が隠しているという疑いをかけています
・また、調査官は被相続人の友人知人にも調査をするようなこともほのめかしています


<質問事項>
・いわゆる「ないことの証明」は現実的に不可能だと思うのですが、調査官を納得させるにはどのような方法をとるべきなのでしょうか?

・姪やその母は被相続人の交友関係は多少把握しているものの、金銭的な話はもちろん、その濃淡などが分かりません
税務署は実際に交友関係を調べて調査するようなことはあるのでしょうか?

・仮に交友関係を調べるとして、例えば被相続人の携帯電話(解約済みだが本体はある)や葬儀の際の台帳、などの確認をすることはあるのでしょうか?
被相続人は賃貸住宅に住んでいたため、姪が家財等を廃棄処分して死亡後4ヶ月ほどでその住宅を退去返却しています。

・また交友関係からも現金の行方が把握できなかった場合を含め、最終的な落とし所はどこにあるのでしょうか?

よろしくお願いします。



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